ここ数年で一気に浸透したインターンシップ。多くの企業が行っておりますが、
学生にとっては悩みの種になっているようです。
「実施企業が多すぎて選べない。。。」
「時期や期間、規模もバラバラ。何を見て決めればいいの??」
今回は、理系学生が就活で一歩リードできる、効果的なインターンシップの進め方について
私、郷原が(主観も交えて)お話ししたいと思います。
①まず、そもそもインターンシップとは何か?
インターンシップとは企業が学生に対して就業体験の機会を提供する制度で、日本では政府の後押しもあり、2000年頃から増え始め、今では多くの企業が取り入れています。
期間は短いもので数時間~1日、長いものだと1か月~数か月と様々で、行う内容もミニ職場体験会のようなものから実際にプロジェクトに関わるものまで多岐にわたっています。
売り手市場の新卒採用で「早い時期から学生と直接コンタクトが取れること」や「企業及び業界の宣伝効果」などが企業側のメリットであると言われています。
では学生にとってのメリットは何でしょうか。
それは説明会では知る事の出来ない事を、実体験できること。つまり企業で実際に行われている業務や職場の雰囲気を、身をもって知ることができるということです。
憧れの業界、会社のインターンシップに参加して「イメージが180度違った…」なんてこともあるかもしれません。入社した後に、そんなことにならないようにという意味でも、インターンシップに参加するメリットは大きいと思います。
②参加する時期はいつがよいか?
では具体的に「いつ」インターンシップに参加するべきなのでしょうか。
ズバリ私は「大学3年生の夏休み」に参加することをお勧めします。
(専門学校生の方は就活対象年の前年の夏休みと考えてください。)
理由は2つ。
・実施企業が多い。
・選考解禁日まで比較的時間があり、腰を据えて参加しやすい。
インターンシップは基本的に学生の夏休みや冬休みに開催されます。
学年不問のインターンシップも中にはありますが、ほとんどの企業が3年生の夏休み時の参加を想定しています。
さらに、この時期であれば選考開始日まで時間があるので、じっくりと企業を見ることができます。
③どの会社のインターンシップに参加すればよいか?
既に志望業界や企業が固まっている方はその企業のインターンシップに参加してください。
仕事の中身を知るためには、期間はできるだけ長いものがよいでしょう。
長期の場合だと、「職場体験型」が一般的です。
理系の皆さんの多くが目指すメーカーなどのモノづくり企業は開発部門が多いので、それを理解するにはある程度の期間が必要と言えます。勉強も忙しいかと思いますので、負担は大きいかもしれませんが、ぜひ参加してみてください。
逆に行きたい業界や企業が絞り込めていない方は、短期のインターンシップに複数参加してみるのがよいかと思います。
短期の場合、内容は「説明会型」や「研修型」などが多く、会社の業務を深く知ることはできませんが、業界や企業についての知識を深めることができます。気になる企業のものにいくつか参加をし、志望業界、企業を絞り込んでいってください。
企業によってはインターンシップについて冬季のみ実施しているところや3年次と4年次セットでの参加を義務付けている企業もあります。人数枠を設けている企業も多いので早めに申し込みをしてください。
また、近年有償型(お給料が出る)のインターンシップも増えていますが「無償型だから劣っている」わけではありません。お金がもらえるのは魅力的ですが、あまり気にしない方がよいでしょう。
新卒採用市場は変化しています。それによってインターンシップの形もどんどん変わっていくことでしょう。大事なことは「あなたの目でしっかり企業を見て、そして知ること」です。
就職のミスマッチを防ぐためにも早めのインターンシップ、取り組んでみてください!
*因みに、セントラルエンジニアリングでは、2019年卒の方向けに、来年の1月~2月頃に下記の通りインターンシップを予定しています。
【対象】
現3年生(2019年3月卒業予定の方)
【内容】
1、新横浜EC 5DAYS:設計補助
2、横浜工場 5DAYS:検査補助・ピッキング、はんだ付け講習
3、A-LABO 2DAYS:楽しく遊んで学べる内容
まだ、企画段階ですが、正式に決まりましたら、「NEWS&EVENTS」でお知らせいたします。
ご興味のある方は、是非、ブログ購読をしておいて下さいね。
by gohara