7月22日(土)秋葉原A-LABOで行われた18年新卒「第二回 モノづくりプロジェクト」の模様をレポートします。
先月から始まったこのプロジェクト。様々な専門分野を持つ就活生が集まり、チカラを合わせて面白いものを作ろうというのがコンセプトです。
今回は第二回目。夏休み真っ盛りの中、10名の学生が参加してくれました。
初参加の学生も多く、少し緊張気味。そんな空気を察してか前回参加しているメンバーから自己紹介をするなど積極的にコミュニケーションを取ってくれ、あっという間に打ち解けました。「ありがとうございます。助かりました!」
セントラルエンジニアリングのマスコットキャラクターである“ニャンダム”の妹分「娘ダム」(ニャンダムと読むそうです)を作ろうという大まかな方針が前回決定。今回はその娘ダムにどんな機能(スペック)を持たせるのか、プロジェクトをどのように進めていくかを話し合いました。
はじめに2つのチームに分かれ、自分たちが学生の間に制作を終えるのか、社会人になってもプロジェクトを継続するのか納期を考えます。
はじめ意見が2つに別れましたが、皆で様々な意見を出し合った結果、「納期にとらわれてありきたりのモノや中途半端なものを作っても“モノづくりプロジェクト”らしくない」と、長期的なプロジェクトとして入社後も取り組むことになりました。
来年の内定者と一緒にプロジェクトを推進するのも面白そうですね。
続いてどんなスペックにするか、班ごとに発表します。
重複したものなどをまとめた結果、娘ダムの機能は以下のようになりました。
・自動で動くこと
・音声認識機能
・顔認識機能
・タブレッドとの連動
・表情が変わる
・内線機能
機能は決まりましたが、学生はモノづくりの流れについては分かりません。
そこでA-LABO講師 渡辺先生の出番です。
渡辺先生は大手メーカーで開発を担当されていた、いわばスペシャリスト。
世の中に無いものを作り続けてきた先生が、モノづくりの流れについて教えてくださいました。
先生の見立てではこのロボットの場合、それぞれの機能に対して以下の様な技術が必要であるとのこと。
・自動で動くこと・・・・・・・・モーター駆動ならドライバー、制御プログラム
・音声認識機能・・・・・・・・・音声認識プログラム
・顔認識機能・・・・・・・・・・顔認識プログラム
・タブレッドとの連動・・・・・・通信ソフト
・表情が変わる・・・・・・・・・画像処理(タブレッドの場合)
・内線機能・・・・・・・・・・・シリアル通信、Bluetooth
こうして見ると、電気・通信・制御系の知識が多く求められそうですね。
先生のアドバイスで技術ごとに担当を決め、各自どうすれば実現可能かを調べてくることになりました。
担当を決めるにあたっては、専攻等は考慮せず、各自勉強したい、調べてみたい技術を選びホワイトボードに記入していきます。
話合いの結果、何とかまとまったようです。
前回出席し、今回欠席した学生にはグループラインで展開し、同様に担当を決めることにしました(近々に送ります)。
今日の打ち合わせはここまで。最後に恒例のグループライン招待で第二回モノづくりプロジェクトは終了となりました。
今回は発表できませんでしたが、大まかな設計図やデザインまで準備してきてくれた学生もいました。仕事が早い! 次回のデザイン発表を期待しています。
今回決まった事
①「娘ダム」制作は長期的なプロジェクトとして入社後も取り組んでいき、今年の目標として基本設計や仕様決めをする。
②「娘ダム」の機能は
・自動で動くこと
・音声認識機能
・顔認識機能
・タブレッドとの連動
・表情が変わる
・内線機能
の6つとする。
今回の宿題
担当の技術について調べ、どうすれば娘ダムに搭載可能かを考えてくる。
・ドライバー、制御プログラム
・音声認識プログラム
・顔認識プログラム
・通信ソフト
・画像処理(タブレッドの場合)
・シリアル通信、Bluetooth
第三回ものづくりプロジェクトの日時
日時:8月26日(土)13時00分~16時00分
場所:秋葉原A-LABO
電話:03-6859-3500