このニュースは、社員の皆様の成長に役立つ情報をお知らせする「スキルアップ・マガジン」としてメール配信しているものを、アーカイブしたものです。

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こんにちは。
スキルアップニュース編集室の郷原です。

今回は、研修施設A-LABOにあるツールの中から、3Dプリンターにスポットを当て、お話しをしたいと思います。

 今や企業はもちろん、一般家庭にも普及しつつある、3Dプリンター。

元々は工業用として自動車や家電製品の試作をつくるために開発されたそうです。

その歴史は意外に古く、今から37年前の1980年に、日本人（！）によって3Dプリンターの原型が生み出されたとのこと。

ただ当時の日本企業は見向きもしなかったようです。

特許出願も審査請求をしていなかったため、失効してしまったとか。

何とも残念ですね。

その後3Dプリンターの基本構造がアメリカで特許出願され、1987年に3D Systems社より世界初の3Dプリンター“SLA-1”が発売されました。

当時はなんと1台数億円で販売されていました。

その後まもなく、現在のプリンターの主流である、熱融解積層法（FDM）という造形法が確立され、20年後の2009年、特許切れを期に数十万円台の低価格モデルが各メーカーより発売され、多くの中小メーカーで使われ始めるようになりました。

さらに3Dプリンターの名前がメジャーになったきっかけとして、編集者のクリス・アンダーソンが2012年に出版した“MAKERS”という本があります。

この本で著者は「アイデアとパソコン、3Dプリンターがあれば誰でもメーカーになれる」と、近い将来、世界の製造業の構造が大きく変わってくることを提唱しました。

この本をきっかけに一般家庭や学校でも3Dプリンターが使われるようになったのです。

現在では工業用はもちろんのこと、医療用として臓器モデルや欠損した骨を３Dプリンターで作成したり、その可能性はどんどん広がっています。

ところで皆さん。

当社の研修施設「A-LABO」に、この3Dプリンターがあるのをご存知でしたか？

最新機種2台を導入し、各種研修やイベントで大活躍しています。

少しでも３Dプリンターに興味を持たれた方は、是非A-LABOに遊びに来てください。一緒に３Dプリンターでモノづくり体験をしてみませんか！？

また、今夜3/28（火）24：30よりbayfm78放送、セントラルエンジニアリンググループがお届けするエンジニアのためのラジオ番組「A-LABO INDEX」に3DSurveyplus代表の堂城川 厚さんが出演されます。

堂城川さんは2002年から日本でいち早く3Dレーザースキャナを使い始め、東京スカイツリーや世界文化遺産の検査など300件以上のプロジェクトに携わっているそうです。

設計技術者として、NASDA（現JAXA）種子島宇宙センター　ＨⅡ及びＨⅡＡロケットの射点設備の設計を担当したり、デジタルカメラを使った画像処理、3D映像コンテンツの制作など幅広く手がけています。

震災直後から福島第一原子力発電所復旧緊急作業に従事し、1号機から5号機建屋内の３ＤレーザースキャニングとパノラマVR撮影を現在も継続し実施。

特殊な作業に対応するため、3DCADを使いオリジナル機材を多数開発。また3Dプリンタを使った自社製作も行っています。

横須賀をこよなく愛する堂城川さんのオンエアを聴けなかったかたは、当社ホームページ「A-LABO INDEX」からフルバージョンでお聴きいただけます。

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追伸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

当社のホームページがリニューアルしましたので、見ていない人は、ぜひご覧になってくださいね。

https://www.central-eng.co.jp/